安価なIoT機器を活用し稼働率データを取る

ものづくり現場の人手不足を背景に、工程の自動化が急速に進んでいます。

自動化には高額な設備が前提となり、経営者としてはいかに投資を回収できるかが悩みの種。

投資を回収する為には、常に設備を動かして生産数を上げるか(稼働率を上げるか)がネックです。

にもかかわらず、稼働率データを取っていない企業が殆どです。

また、経営者の口からは○○%くらいかな?との返答はあっても、間違っている事が殆どです。

なぜなら、設備が停止していても、作業者が張り付いていれば稼働していると勘違いしているからです。

このような稼働率データを自動で取るには、機械メーカーが用意したオプション機器や、システム会社に開発を依頼する必要があります。どうしても、機械設備毎の特性や独自システムにより、汎用システムを当てはめられないのです。台数にもよりますが、1台当たりに換算すると10万円~が相場です。(台数が少なければ割高になります)


IoT端末で手軽に稼働率データを取る

昨今はIoT(Internet of things=モノのインターネット)技術が進歩していて、より身近に活用できる時代になっています。その中にラピスセミコンダクタ製「CT Sensor Shield」があります。この端末の特徴は、設備のモーターに供給される電流を検知して「ON/OFF」を判別する事で、稼働率を取るというシステムです。設備が発する独自信号ではなく、どの設備にも搭載されているモーターを動かす電流を検知する事で、あらゆる設備に対応できるシステムです。

 私が導入支援をした企業の事例が掲載されています→ここをクリック!

  • 1台当たり3~4万円で導入
  • 取付作業が短い(機械停止不要)※動作テスト時のみ停止
  • 電源供給不要

CT Sensor Shield自体はインターネットで購入可能です。しかし、データを分析&活用するためのソフトウェアは自社で開発する必要があります。今回、開発メーカーと協力する事で、ソフトも合わせて提供する事ができました(月額サーバー代が必要)


稼働率データを活用した現場改善・工程管理をご検討の方は、是非お問い合わせください

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