【2次公募】ものづくり補助金
平成29年度補正 ものづくり・商業・サービス経営力向上補助金の公募がスタートしています。
→公募要領
今回のポイントは大きく3つだと考えます。
1.短い事業期間
2次公募の事業期間(設備発注~納品~支払い完了)は、採択決定から1月31日までとされています。採択決定は10月中の見込みですので、万が一、10月31日に採択発表された場合、11月1日~1月31日の3カ月間になります。1次公募と比較すると、2ヵ月も短い事になります。
景気の回復に伴い、あらゆる設備の納期が延びている現状でこの3ヵ月という事業期間は、事業者側の事を無視した内容です。3ヵ月で納品される設備はもはや汎用設備が殆どなのではないか・・・と疑問を持ってしまいます。
2.先端設備等導入計画
先端設備等導入計画の申請・認定は、1次公募でも加点項目(&補助率アップ要件)にされていましたが、2次公募でも加点項目になっています。2次公募では「応募要件になるのでは?」との噂が出る程の重要項目です。もはや、この加点項目を付けていない申請は通らない必須項目と考えてよいでしょう。
3.低い採択率
当初の予算枠、1次の採択件数から、2次の採択率を予想すると、高くて20%、低ければ12%くらいだと予想されます。更に、西日本豪雨の被災地区が優先採択されますので、他の地域は不利になります。軽微な不備や間違い、漏れですら命取りになりかねません。たった1点で合否を大きく分けるでしょう。
もちろん、事業そのものや申請書の内容が大事なのは間違いありませんが、1次公募の採択の傾向をみると、そればかりでも無いようです。いかに加点項目を付けるかが大きなポイントになっている印象です。
おかげさまでお仕事のご依頼が多く、今回は残念ながら申請書作成の支援はできなさそうです。ふくい産業支援センターの相談窓口(無料)でのアドバイス対応は可能ですので、お気軽にご利用ください。※ホームページトップに当番日が記載されています。
尚、8月20日14:00~(福井県産業会館)の公募説明会に相談員として参加いたします。参加される方は宜しくお願いします。
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