【5S】これをしないと確実に失敗する
経営者「さぁ!今日から5Sを徹底して、会社をキレイにするぞ!」
経営者のこの意気込み大事です!これが無いと失敗しますが、これは当たり前の事です。
というよりも、これが強すぎると逆に失敗する事もあるのです。
ズバリ!これをしないと確実に失敗する事、、、それはこれです!
「社員全員への周知」
そんなこと?と思う方も多いですが、本当の話です。
まず、何を周知するのか?
①目的:5S導入して、どのような会社にしたいのか?理想の会社像
②方針:どのような考え方で5Sを徹底していくのか?アプローチ、方向性
③目標:一定期間ごとの具体的な達成目標
④5Sとはそもそも何ぞや?
⑤責任者、組織(指示命令)系統
⑥スケジュール
記事:【5S】5つのSとは?で書いたように、5Sは最終的に組織の改善に繋げます。
つまりは会社の法律作りのようなものです。
例えばあなたが車の運転中、60km/hで走行していてスピード違反で捕まったとしましょう。
警察は+20km/h超過だと言います。規制速度が40km/hに変わったらしいのですが、昨日変わったばかりで標識は古いまま。事前にアナウンスもありませんでした。
さて、あなたはどう思いますか?警察の対応は正しいですか?
5Sも一緒です。
法律は、仕組み、運用する人、守る人、の3つが揃って初めて成功します。
社員の方が1人でも知らなかったら5Sは成功しません。法律の5W1Hについて、社員全員が共通認識を持っていないといけないのです。
その為には、上記①~⑥がおおかた決まった段階で、社員全員を集めてキックオフのような決起集会をしてください。
これ、やるのとやらないのとでは成功率や完成度にとんでもない差が出ます。
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