福井県 IoT・AI等導入促進事業補助金
12月13日に「IoT・AI等導入促進事業補助金」の認定式に参加してきました。
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sinsan/iothojyo.html
私が支援した企業さんが認定されたので同行させて頂きました。
各社から詳しい事例は聞け無かったのがとても残念でした。ちなみに私が支援した企業さんの場合は、生産設備にセンサーを取付て稼働率データを収集し、蓄積し、活用する。という比較的スタンダードな内容です。
誰でも思いつくようなスタンダードな策であっても、これが出来ていないのが中小企業の実態です。出来ていない理由は様々だと思いますが、以下だと感じています。
①センサー、管理デバイス、ソフトなどの機器費用が高い。
②これら機器を取り扱っている会社が地元にない
③稼働率データの必要性・重要性を理解していない、関心が無い
④データの活用方法が分からない
⑤生産性改善=機械化、自動化、設備投資だと勘違いしている
機械を使っている場合、機械が「ガチャコン」と動いている間だけが“正味の価値(売上高)を生んでいる”時間です。材料を探して、運んで、セットしたりしている時間は、材料に何の変化も生まれない“価値を生まない”時間です。
もちろん、それらの作業は機械を稼働させる為に必要な作業なのかもしれませんが、いかに機械が「ガチャコン」と動いている時間を長くするか=生産性の向上なのです。
つまり、設備の稼働率が生産性を測る、一つの目安です。
IoTを活用する事で、この稼働率データが手軽に入手出来れば、現場改善の糸口になると考えています。これを実現するIoTシステムを安価に導入できるように、各方面から情報を入手していきたいと思います。
0コメント